★自分に自信がない
★罪悪感がある
★思ったことが言えない
★自分が我慢すればいいんだ
★自分より先に相手はどうしたいかを優先して考える
★甘えられない
★苦手なパソコンでHPをつくった
<これらは、私が変われたほんの一例です>
●『女であるな』
「自分に自信がない」「何だか漠然と自分がいけない感覚」など幾つか共通して、行き着くところは私が女であることでした。もの心ついた頃から、女の子で生まれてきた私は価値がないと思っていたようです。
これが『決断』です。
父は男の子が欲しかったのです。可愛がってもらっていました。でも女の子である自分はダメだって思い込んでいました。
だから父を喜ばすために頑張っていたし、いつも いい子でいました。
自分の人生でありながら自分の人生でないような・・・。
父のお人形のように生きてきたような私。
小さい頃の『決断』は、理にかなっていないことがあります。小さかった私は、これが ベストな方法と思い込み、自分を守るためのパターンとして
身に付けたのです。
カウンセリングワークでは、『決断』した小さい頃の感情を処理します。
そして大人になった今、理にかなっていないことを頭で理解します。
・女の子で生まれたことは、私のせいじゃないこと。
・男の子が欲しかったのは、お父さんの問題。
・私は悪くないってこと。
・そして誰が悪いわけでもないこと。
カウンセリング後、自分の人生を自分の足で歩いている感覚です。ありのままの私でいいと思えるようになりました。そして自分の気持ちを大切にして、無理な頑張りをしなくなりました。
●ダメな母親
子どもが中学1年の秋、自律神経失調症になりました。ある日、突然です。ほとんど毎日寝ているばかり。起き上がれないのです。検査の結果、こころが原因でした。私はもう頭が真っ白。
それまで困らせることも怒らせることもない 俗に言う“いい子”
「なぜ?どうして?・・・」
こころがいっぱいになるまで頑張りすぎ、身体のスイッチを切ったそうです。一番辛いのは子ども、何もしてやれない無力感。私の辛さなんて・・。それよりこんなになるまで子どものことに気づいてやれなかった私はダメな母親。ずっとこころの奥底で自分を責めていました。
こころと身体がこんなに深く繋がっていることに興味を持ったことがきっかけでカウンセラーの勉強を始めました。
カウンセリングは、自分を変えることはできます。誰かを変えることはできません。
「子どもが変わってくれたら・・。元気になってくれたら・・。」
それは無理なこと。でも私が変われて、ありのままの子どもを受け入れることができました。ただ生きていてくれるだけでいいと もう一度気付かせてくれました。それは、子どもが生まれた日のように。
こうなると不思議ですね。子どもが元気を取り戻してきたのです。
それでも私は「ダメな母親」という十字架を背負っていこう。
カウンセリングを受けて楽になりたいとは、どうしても思えなかったのです。 ところがカウンセリングのとき、時々「理想の母親」役をします。その頃にとっても違和感を感じはじめました。
「ダメな母親」の私が、「理想の母親」なんて役でもできない。そこでカウンセリングを受けました。意味のないこだわりでしかありませんでした。後に気付いたことですが、そうやって自分を責めている私を見て、子どもは「自分のせいでお母さんを苦しめている。」と自分を責め続けていたのです。
これが負のスパイラル。
完璧な母親はいない
完璧な人もいない
子どもも私のことを想い お母さんのために・・・
私も子どもを想い 子どものために・・・
でも歯車がかみ合わないまま、お互い一生懸命になって苦しくなったのですね。
カウンセリングで「ダメな母親」も受け入れたら、笑顔に変わりました。
そして子どもも笑顔になりました。
負のスパイラルから抜け出せますよ。